全日本女子決勝:いい加減違うスタイル求む

バスケットボールの全日本選手権女子決勝をみた。 ラグビーの大学選手権決勝とせめて違う時間に開始して欲しかったが、ここではスポーツのスケジューリングの拙さについてはあえて書かない。 書きたいのは日本の女子バスケ界の永遠に変わらないスタイルの問…

書評:日本一のチームをつくる

地域密着が成功の鍵! 日本一のチームをつくる作者: 藤井 純一出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2011/11/11メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (6件) を見る バイエルン始まり、大阪経由、北海道で花開く…

なぜイチローの不調は取り上げられないのだろうか!?

今年のMLBで最も話題にならない最大のトピックスはイチローの不振ではないかと思っている。 マスコミから触れてはいけないような空気を感じるのは私だけだろうか? 確かにイチロー選手は誰にでもオープンに真摯にマスコミに話す印象ではない。 言っている事…

大好評ポッドキャスト スポマン JAPAN!

ブログと合わせてスタートしたポッドキャスト、 スポマン JAPAN! が好評です! iTunesでも注目作品として取り上げられてます! Facebookページも更新中! 番組で取り上げたトピックの映像やブラグを紹介しています!http://www.facebook.com/spomanjapan こ…

箱根駅伝のデータ通とデータを重要視しない日本のスポーツ

明けましておめでとうございます。 いよいよ明日もはや日本の風物詩となっている箱根駅伝がスタートし、より正月気分に浸ることでしょう。 さてその箱根駅伝の往路のゴール地点近くに「箱根駅伝ミュージアム」というものがあるそうだ。 外観だけでも。。。 …

スポーツの2011年を振り返る

今年のSportsman 2.0 ブログ的な振り返りをしてみたい。 一年のカレンダーを追いながら、関連するブログを書いている場合はリンクをつけてみることにした。 もしくは関連する書籍があれば、足してみる事に。 抜けているイベントもあるかと思いますが、ご了承…

目標達成のプロセス なでしこ力

なでしこ力 さあ、一緒に世界一になろう!作者: 佐々木則夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/01/29メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 7人 クリック: 286回この商品を含むブログ (41件) を見る 先日ひょんなことからなでしこジャパンの佐々木則夫監督…

書評51:なぜ日本人は落合博満が嫌いか?

なぜ日本人は落合博満が嫌いか? (角川oneテーマ21)作者: テリー伊藤出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2010/05/10メディア: 新書購入: 2人 クリック: 160回この商品を含むブログ (38件) を見る タイトルが誤解を生みやすい本で…

書評50: フットボールサミット第4回 カズはなぜ愛されるのか? ―いままで語られなかった「三浦知良」論―

フットボールサミット第4回 カズはなぜ愛されるのか? ―いままで語られなかった「三浦知良」論―作者: 田崎健太,ミカミカンタ,菊地正典,海江田哲朗,沢田啓明,浅川俊文,吉崎エイジーニョ,加部究,『フットボールサミット』議会出版社/メーカー: カンゼン発売日:…

3pt シュート誕生から25年

3ptシュートの誕生から今年で25年になるそうだ。 アメリカ大学バスケット界が導入したのが1986ー87年のシーズンから。 25年しか経っていないことを意外にも感じるファンも多いだろう。 アメリカの人気スポーツ誌、スポーツ・イラストレイテッド(…

書評49:中京女子大学女子レスリング王国その強さの秘密

中京女子大学女子レスリング王国その強さの秘密作者: 栄和人出版社/メーカー: ベースボールマガジン社発売日: 2004/07メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (1件) を見る オリンピックでも活躍したことで、一躍注目を浴びるようになった女子…

アイスホッケーの魅力について

寒い季節になってきて、オフシーズンのスポーツも多い。 野球、ゴルフ、日本ではJリーグがオフシーズンになる。 冬のスポーツ(球技)と言えばラグビー、バスケ、そしてアイスホッケーだろう。 しかし残念ながらそれでも日本のスポーツ報道はこれらのスポー…

トニー・ラルーサが選ぶベスト

トニー・ラルーサは今年メジャー・リーグのカージナルズを率いて優勝した名監督。 優勝した数日後電撃の引退表明をし、67歳の指揮官はワールドシリーズ優勝3回、大リーグ史上の監督勝利数3位、そして両リーグで最優勝監督賞を受賞した数少ない監督として…

トミー・ジョンと彼を有名にした手術

松坂大輔投手が肘の手術、トミー・ジョン手術を今年受け、来年の復活に向けて現在リハビリに励んでいる。 過去には日本ではロッテの村田兆治投手や桑田真澄投手、荒木大輔投手も同様の手術を受けており、二人ともジョーブ博士による執刀で見事復活を遂げてい…

ラグビー都市伝説:強くなりたかったら穴を掘れ!

昔聞いた話。 日本がどうやったらラグビー強くなるかニュージーランド人に聞いたところ、その答えは「強くなりたかったら穴を掘れ!」と言ったそうだ。 自分の身長が完全に入る程の穴を掘れば強くなると。 そしてこれはNZでは、体系的なフィジカルトレーニン…

書評48:ブラジルバレーを最強にした「人」と「システム」

現在ワールドカップバレーが開催されている。 ブラジルは2008年北京オリンピックでは女子が金、男子が銀を獲得している。 男女ともに世界ランキングでも常にトップ5に入る。 サッカーだけでなく、バレー王国でもあるのだ。 今回のワールドカップでは女…

渡辺恒雄とジャイアンツファン

清武の乱ですっかり巨人の話題が独占されている。 日本シリーズのど真ん中で勃発した騒動はおそらく清武氏の考えたほど盛り上がってはいない。 それはなぜだろう? そこにジャイアンツファンの渡辺恒雄に対する複雑な心境があるのではないだろうか? 11月…

 マネーボール鑑賞:映画はスポーツを育てるのに利用すべし

マネーボールを映画館で観てきた。 大人の映画ではあるかもしれないが、いい出来だった。 しかし、スポーツファンがこの映画を観に行っていない様子が残念でならない。 その部分を語る前に、まずは映画の内容から。 原作と違う点がいくつかあり、コアなスポ…

演出は大事 失礼のない表彰式を望む!

何かを祝うとき、何かを発表するとき、何事にも演出は大事だと思う。 亡くなってしまったスティーブ・ジョブスの発表はどれも伝説となっている。 なでしこジャパンの表彰式の模様は誰もが頭に思い浮かべられるだろう。 オールブラックス悲願の自国開催優勝で…

書評47:サッカー代理人

契約交渉や移籍交渉、チームと選手間、リーグと選手間に存在する交渉事は、人間の行うことだから当然感情も加わり、全てがうまくいくとは限らない。 言えないこと、知らない方がいいこと、駆け引き、信頼、金額の大小、選手の活躍しやすい環境、指導者との相…

そこがヘンだよプロ野球!

ドラフト騒動、清武の乱、日本シリーズそっちのけで噴出する問題だらけのプロ野球。 色々なことがおかしい結果、犠牲者ばかり増えている。 希望球団に行けない菅野投手、ルールに則ってドラフトしたら避難される日ハム、圧倒的な弱さを誇ったものの、ドラフ…

「アメリカって国はスゲェーな」としか表現のしようがないバスケの試合

http://espn.go.com/video/clip?id=7222331断っておくがこれは何かのイベントでもプロモーションでも練習試合でもない。 列記としたアメリカ大学バスケの公式試合だ。 11月11日、アメリカはVETERANS DAY、復員軍人の日で祝日である。 国のために戦った軍…

書評46:トヨタが「プロ野球」を持たない理由―儲からないビジネスモデル

トヨタが「プロ野球」を持たない理由―儲からないビジネスモデル作者: 加藤鉱出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2005/10メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る この本のタイトルはちょっといやらしい。 トヨタとそのビジネスモデル…

渡嘉敷来夢が目指すべき選手

渡嘉敷来夢 身長191センチ日本女子バスケ界期待の星 だが夏に行われた五輪予選では中国、韓国のセンター陣にはほとんど何もできずに終わった。このまま日本のWJBLにいては、外国人選手との対戦もなければ、自分と同じ身長の選手の対戦ですらほぼない。 そ…

伝統を大切にしない日本のスポーツとスポーツメディア

クライマックスシリーズの大一番で、記念すべき第1球を投げたのは、俳優の山本裕典だった。 これは試合後に放送されるTBSドラマ「南極物語」の番組宣伝が主目的で、クレーマーが現れた時の言い訳対策として名古屋出身の俳優を最も押したい番組の中から探し…

日本におけるNBAロックアウト報道について

今年のアメリカ4大スポーツの最大のトピックと言えば、NFLとNBAのロックアウトかもしれない。 しかし残念ながら、日本ではその実情がきちんと報道されていないと感じるのは私だけだろうか? 文脈がどれも短絡的で、そのため内容も薄く短く背景まできちんと…

書評45:ひとを見抜く

阪神、近鉄(後オリックス)でスカウトを務め、藤田、江夏、川藤、上田、山本和、掛布、大石、阿波野、野茂、中村紀などの多くのスターを探し、入団させ、そして引退後まで見もる伝説のスカウト河西俊雄(故人)の人生を描いた一冊。 ひとを見抜く 伝説のス…

 ドラフトから垣間見えるプロ野球の異常さ

菅野智之投手は巨人の原監督の甥であり、本人も球団も入団を早くから希望していた。 ドラフトという公正な手続きの結果、彼の交渉権は日ハムのものとなった。 その結果、 「憲法違反」 by 渡辺恒雄 「だまし討ち」 by 原貢と、ひどい罵声と喧噪の渦中の球団…

Thoughts of 落合

中日の落合監督の退任が決まっている。 8年間全てAクラス入りを果たし、4度もリーグ制覇へ導いている。 数字だけ見れば文句ない采配である。 非常、冷徹、理詰め、彼の采配を表現するのによく使われる言葉だ。 本人もマスコミに向けた情報発信をほとんどし…

ポッドキャスト:スポマン JAPAN!第2回は勝手にブログ&Twitterランキング!

お知らせです。 まずポッドキャストのスポマン JAPAN!が無事iTunesに登録されました! 是非ダウンロードしてみてください!こちら↓ スポマン JAPAN! そしてなんど第2回目のポッドキャストも更新されました! 前回はラグビーワールドカップのジャパンの戦い…