サッカーと保育

サッカー界が待機児童や女性が活躍できるための環境作りに貢献できるのではないか?

少子高齢化社会である。
日本人の4人に一人が65歳以上である。
子供の数が少ない。
女性が活躍できる社会になろうとしている。
しかし待機児童や学童保育の問題が解消されない。

一つ提案である。
サッカーでこの問題を改善できないだろうか?

女性が働きやすくなるためには、平日子供の面倒を見てくれる必要がある。
小学校のグラウンドは授業後空いている。
65歳以上の人口も時間が余っている人が多い。
これらの人に、子供保育用のサッカーライセンスを付与できないだろうか?
イメージとしては、65歳以上のサッカー経験者やサッカー、もしくは子供の成長に興味ある人に、専門のライセンスを付与する。
学校と協力し、学童の一環として空いているグラウンドでサッカーなどを楽しませながら保育をする。
育成や指導が目的ではない。
子供を楽しく平日の1日でもいいので、預かり、ボールに触れ、仲間と触れ合い、親御さんのお迎えを待つ。

学校のスペースの有効活用。
引退した元気なシニア層のやりがいと紹介貢献及び健康体力増進。
待機児童の減少。
女性の社会での活躍の機会の提供。

月曜日はサッカー、水曜日はバスケットボール、金曜日はラグビーでもいいかもしれない。
様々な協会と国が協力すればできることがあるのではないだろうか?

これが何を生み出すかというと、競技への興味関心を生み出し、これにて家族でJリーグ観戦のきっかけが生み出されれば、プラスのサイクルが生み出される。

現在の日本の親御さんや子供たちのバリアは、平日の活動ではないだろうか?
土日にサッカースクールでつぶれてしまうと、家族の時間が減ってしまう。
お金を払ってスクールすると楽しみごとではなく、習い事になってしまう。
でも単純にボールに触れ合って楽しむ場所と時間の提供があってもいいのではないだろうか?
そしてそれが様々な社会問題に対するソリューションになるのであれば、なおさらいいのではないだろうか?

幸せな環境作りはソフト面にある。
これが現在の日本のスポーツ界、サッカー界、及び社会の問題点ではないだろうか?