SOCCER

 サッカーと保育

サッカー界が待機児童や女性が活躍できるための環境作りに貢献できるのではないか?少子高齢化社会である。 日本人の4人に一人が65歳以上である。 子供の数が少ない。 女性が活躍できる社会になろうとしている。 しかし待機児童や学童保育の問題が解消さ…

アントニオ猪木 堀内恒夫 鈴木寛 スポーツと政治の資質の関係性

アントニオ猪木と元巨人のエース、堀内恒夫が参議院選挙の結果、議員となったそうだ。 誰もが思う事は、名選手名監督ならず、ではないが、スポーツで名を馳せたからといって、そのスキルが政治に転用できるとは限らない。 7月26日付けの日経スポーツ面の…

 Jリーグと育児休暇

新聞の切り抜きを整理をしていたら、サッカー女子 「育児費リーグで支援を」という記事が出てきた。今年の1月15日の朝日新聞の社説でスポーツ部清水寿之記者の記事だった。 内容はなでしこリーグで元日本代表宮本ともみさんについてだった。 99年のアメ…

ガンバ大阪が示す地方巡業の当たり前な鉄則

今年からJ2に参戦しているガンバ大阪の集客力がハンパない。 ガンバ大阪効果でJ2観客動員が好調そもそもがJ2にいてはいけないチームがいるのだから、それだけでも話題になる。 日本代表の中心MF遠藤、そしてDF今野、日本人が好きなパスサッカーのチームカ…

湘南ベルマーレについて考える

GWが終わります。 少し遅れてしまいましたが、5月3日にかねてから行きたかった湘南ベルマーレ戦に行ってきました! ベルマーレvsセレッソ 悲願の昇格を果たしたチームと、海外への登竜門的クラブとして存在感を高めているチームの対戦。いざ、Shonan BMWス…

レアル・マドリードの本拠地、サンティアゴ・ベルネバウに行ってきました!!!

レアル・マドリードの本拠地、サンティアゴ・ベルネバウに行ってきました!!!といっても、少し時間は経ってしまっているのだが、2月後半に出張のわずかな空き時間を利用して突撃。 マドリードの中心からタクシーで走る事約10分、街の真ん中に突如現れる…

書評:フット×ブレインの思考法 日本のサッカーを強くする25の視点

フット×ブレインの思考法 日本のサッカーを強くする25の視点作者: テレビ東京 FOOT×BRAINプロジェクト編出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/12/14メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (3件) を見るサッカーを独自の視点から考えるテレビ…

 書評:攻め切る 指揮官 西野朗の覚悟

久しぶりの書評だが、そして年末だが、あえて厳しくいきたい。攻め切る―指揮官西野朗の覚悟作者: 戸塚啓,清水和良出版社/メーカー: アートヴィレッジ発売日: 2012/06/20メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (5件) を見る 西野朗氏と言えば、…

20年目のJ

今年で20周年のJリーグが、サンフレッチェの優勝で幕を閉じた。 成人となった年に、中堅都市の育成型クラブが勝ったことは、 良くも悪くも今のJリーグの現状を表していると思う。 良い面では、昨年の柏に続き、大都市の大型クラブでなくても優勝できるだ…

Jリーグと校庭の芝生化

前回は日本のスタジアムにおける芝生の管理、維持の難しさについて書いたが、 今回はより日常的な校庭の芝生の現状と問題について考えてみたい。 全国にある校庭を芝生化できるか? そしてその問題とは? まず芝生化する利点として 温度上昇の抑制 砂や土ぼ…

 Jリーグ 芝生問題から見えるスタジアムビジネス問題

Jリーグの芝生が問題視されたのは、2008年の味スタ、FC東京のピッチコンディションの低下から端を発した選手のケガ続出とパフォーマンスの低下が最初かもしれない。 当時のFC東京村林社長は声を大にして問題視し、移転問題まで話に上がる始末だった。 そ…

今こそ井原正巳を語る意義

日本代表MF、遠藤保仁選手が代表最多出場をブラジル戦で果たした。 代表監督が、フランス、ブラジル、東欧、日本、そしてイタリアと変わっていく中で、彼だけが変わらず選ばれ続けたことが実力を証明している。 その一方で、この機会に遠藤が抜いた偉大なる…

横浜FCの問題横断幕

▼横浜FCがダービーで掲げられた横断幕について謝罪、提出者には処分も (ゲキサカニュース)横浜FC 天皇杯委員会から“侮辱”横断幕に厳重注意… (スポニチ)写真をみてもらえば、わかる人はわかる。中にはこの処分は大袈裟だとか、ここまで問題視する必要は…

伝統を大切にするか?Jリーグ?サンフレッチェ?

以前野球界の伝統を大切にしない習慣とそれによって失うものについて書いた。 ブログ - 伝統を大切にしない日本のスポーツとスポーツメディア 間もなくクライマックスシリーズが始まるが、この流れがたいして変わるとも思えないので、さして期待はしないのだ…

沖縄のスポーツビジネスモデルを北海道に置き換えて考えてみる

前回は沖縄県とFC琉球の観光とスポーツを融合させたビジネスモデルに注目してみた。 そこで今回は、このビジネスモデルを北海道に当てはめて考えてみたい。 沖縄のポイントはプロチームのキャンプの誘致。 プロ野球ではどの地域も圧倒する人気名所となってい…

沖縄とスポーツビジネス

沖縄の経済が注目されている。 実質成長率ランキングは東京の1.05%を上回って1.07%で全国1位。 人口減少が著しい国内で唯一2025年までは増加予想の県でもある。 アジアへの物流拠点、基地返還後の一等地が生まれることなどからまだまだ期待されており、…

海外で活躍する日本人トレーナー

ロンドンオリンピックでは、いかに科学的なトレーニングとサポートが受けられるかによって、パフォーマンスに大きな差が出ることが広く知られた。374億円をかけて創られたナショナルトレーニングセンターの効用が大きく取り上げられ、日本のスポーツ界も…

白樺のポーズと体幹の重要性

サッカー界では岡田ジャパンのトレーニングで話題になったこのポーズ。 実は体操界では当たり前に使われていた言葉だとか。 体幹の重要性が騒がれている今日この頃。 このポーズができるかどうかが肉体のポテンシャルを引き出せるかどうかの鍵を握っている。…

 少ない女性指導者 日本の女子サッカーの現状

現在S級ライセンスを取得した人は日本に347名いるらしい。ちなみにS級ライセンスを保持しているプロを指導できる。そのうち3名が女性だ。本田美登里、半田悦子、高倉麻子のたった3人。なでしこで沸く責任感のないマスコミはとりあえず置いておいて、こ…

書評:フットボールサミット 第5回 拝啓、浦和レッズ様 -ビッグクラブの迷走と再生-

フットボールサミット第5回 拝啓、浦和レッズ様 そのレッズ愛、本物ですか?作者: 福田正博,島崎英純,大住良之,沢田哲明,竹田聡一郎,石井隆,了戒美子,浦山利史,杉江由次,『フットボールサミット』議会出版社/メーカー: カンゼン発売日: 2012/01/25メディア: …

書評:争うは本意ならねど -日本におけるドーピングとスポーツの問題-

争うは本意ならねど ドーピング冤罪を晴らした我那覇和樹と彼を支えた人々の美らゴール作者: 木村元彦出版社/メーカー: 集英社インターナショナル発売日: 2011/12/15メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 84回この商品を含むブログ (18件) を見る もう間もな…

書評:「本田にパスの36%を集中せよ」 サッカーとデータ分析の歴史

マネーボールという野球界の概念に楔を打った一冊が世に登場したのは、2003年のことである。 今までの慣例、習慣、常識、通説をデータ分析により覆して、弱小金欠チームのオークランドA'sをプレイオフの常連にしたGMビリー・ビーンの活躍はその後ブラッ…

文武両道!? 日本のスポーツ界が直面する課題

今年の全米大学バスケットボール選手権を制したのは、ケンタッキー大学だった。 スタメンの5人は、1年生が3人、2年生が2人。 全員NBAドラフト入りを表明。 (ケンタッキー大のスタメン5人についてポッドキャストでより詳しく語ってます) 競技は変わっ…

名誉会長の転職

ラグビー日本選手権の決勝は、サントリーの快勝で幕を閉じた。 トップリーグと合わせて2冠を達成し、日本代表監督に就任するエディー・ジョーンズ氏を最高の形で送り出した。 日本のラグビー界は世界的にも申し分ない実績のコーチを初めて手に入れ、これか…

スポーツが救えること

たまたまTwitterで知ったことだが、東京マラソンの出場者の数と日本の年間自殺者の数がほぼ同じらしい。一方で日経の2月15日の「フットボールの熱源」によると、海外では自国の代表が出場しているワールドカップやユーロでは期間中に限って、自殺者が著し…

日本の監督の海外進出

サッカー日本代表前監督の岡田武史監督が中国スーパーリーグ杭州緑城の監督としてシーズンを迎える。 日本合宿も行われ、Jリーグのチームとも練習試合を行う予定でいる。 日本の選手が海外進出することは昨今どのスポーツも珍しくなくなっている。 サッカー…

高速化の幻想 日本の球技が誤解している現実

日本の団体球技が苦戦している。 ロンドンオリンピックに向けて、出場が決定しているのは女子サッカーのみ。 男子サッカーは順当だろうし、女子バレーも有望かもしれない。 しかし先日水球では男女共に出場権を逃し、ハンドボールもホッケーも可能性があるも…

書評:日本一のチームをつくる

地域密着が成功の鍵! 日本一のチームをつくる作者: 藤井 純一出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2011/11/11メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (6件) を見る バイエルン始まり、大阪経由、北海道で花開く…

目標達成のプロセス なでしこ力

なでしこ力 さあ、一緒に世界一になろう!作者: 佐々木則夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/01/29メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 7人 クリック: 286回この商品を含むブログ (41件) を見る 先日ひょんなことからなでしこジャパンの佐々木則夫監督…

書評50: フットボールサミット第4回 カズはなぜ愛されるのか? ―いままで語られなかった「三浦知良」論―

フットボールサミット第4回 カズはなぜ愛されるのか? ―いままで語られなかった「三浦知良」論―作者: 田崎健太,ミカミカンタ,菊地正典,海江田哲朗,沢田啓明,浅川俊文,吉崎エイジーニョ,加部究,『フットボールサミット』議会出版社/メーカー: カンゼン発売日:…