演出は大事 失礼のない表彰式を望む!
何かを祝うとき、何かを発表するとき、何事にも演出は大事だと思う。
亡くなってしまったスティーブ・ジョブスの発表はどれも伝説となっている。
なでしこジャパンの表彰式の模様は誰もが頭に思い浮かべられるだろう。
オールブラックス悲願の自国開催優勝で幕を閉じたラグビーワールドカップの表彰式もファンならすぐに思い浮かべるだろう。
しかし残念ながら日本のラグビーの表彰式で印象に残っているものはあるだろうか?
少なくとも私はない。
こちらが去年のトップリーグの表彰式
そしてその後の胴上げ。
なんだか閑散としている上に、盛り上がりに欠ける。
バックの音楽もなんだか軍歌みたいな音楽が流れている。
ちなみに音楽といえばこれだろう。
なんだろう、この高揚感は!?
そしてこの格式の高さは!?
ちなみにもっとお金がないはずのなでしこリーグの表彰式はこちら
どうだろう。
もっと盛り上がっていないだろうか!?
ラグビー協会にお金がないのはわかる。
しかし、日本のトップリーグのチャンピオンを表彰するのに、もっとふさわしいやり方はないのか!?
結婚式の2次会みたいな、もしくは高校の卒業式のような表彰式はいくらなんでも失礼だろう。
お金がないのなら、せめてファンと一緒に思う存分祝う方法もあるだろう。
こちらを見てもらいたい。
これはアメリカでアップセット(番狂わせ、ジャイアント・キリング)が起きた時によくみる光景だ。
ファンがフィールドに乱入し、チームと一緒にもみくちゃに喜ぶ。
最高な光景じゃないだろうか!?
演出の費用はゼロ。
ファンがフィールドになだれ込み、一緒にワッショイワッショイ祝う。
表彰式の際に横に来てもらえばいいのだ。
ただそれだけ。
見た目も盛り上がるし、選手もダダッ広いフィールドのど真ん中でぽつんと祝うよりも、きっとファンや家族、身近な存在と一緒に祝いたいだろう。
そして少年少女はそんな素敵な光景をみたら、自分もそこに立ちたいと強く思うだろう。
演出ばかりが先行しても意味がない。
でも日本の頂点を極めたのなら、それなりの演出は真剣に考える価値があるのではないだろうか?
その方がこれくらい熱狂的なファンも育つのではないだろうか?
バスケットボールの全米大学選手権を優勝した時のデューク大のファンの模様
CMにまでなってしまうくらいですから
ワールドカップで活躍した多くの代表選手が海外から参戦している今年のトップリーグ、彼らにも恥ずかしくないきちんとした演出が待っていることを願う。
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