イデア、パートナー募集

What: スポーツ関連本(洋書、和書)、スポーツ関連雑誌(主にナンバー)を約1000冊所有。これらの財産を多くの人に還元する最もインパクトの大きい方法は何か?

How: スポーツ書籍をテーマにした Book Hotel を展開できないか?昼はBook Cafe として展開。既存のホテルにて展開するか? or 新規に展開

Who: JリーグBリーグラグビープロ野球などのアウェイ観戦向けのサポーター及び近隣エリアに住むスポーツ指導者、競技者、ファンなどがメインターゲット

Where: 競技会場への交通の便がありながら、地方からもアクセスしやすく、なおかつ多くのファンが集える立地

When: 2020年オリンピックの前に

Why: スポーツに関わる多くの人に、スポーツの知識やストーリー、感動を共有し、より多くの人がスポーツに携われるようスポーツビジネスが発展することを願う。

Concept:

スポーツの「知の欲求」を満たす落ち着いた空間。日本の古き部活主義の気合い、根性、汗、涙は否定しませんが、ここは実在している Book Hotel のような落ち着いた空間、読書に耽る空間にするのがベストかと。

IKEBUKURO | BOOK AND BED TOKYO
すでにBook Hotelは存在しており、ソーシャルメディアを通じて海外客なども呼び込んでいる様子。

ジュンク堂に住んでみる」
本屋に泊まれる「ジュンク堂に住んでみる」 蔵書約100万冊で天国の一夜 - KAI-YOU.net
書店に宿泊するツアーも存在し、読書好きには好評の様子。

動画全盛の時代が到来し、スポーツを観るのが手軽になることで、その裏側をより深く楽しむこと、そして昔の知恵をより堪能したいニーズが増えるだろう。スポーツの「知の欲求」を満たす場の創設。こよなく愛するチームを追いかけて応援するサポーターに、勝負前の下調べ、勝負後の余韻を読書でじっくり楽しんでもらうのはどうだろう?部活の高校生や大学生が、スポーツファンがお茶しながら新たなスポーツの知に出会える場所があったらどうだろう?
まずは小さく初めて、そこから講習会やスポーツバーや様々なものに発展していくだろう。やがて遠征してくる部活動の宿泊施設となるかもしれない。近場に本来なら野球殿堂のような施設もあると、グッと楽しみが増える。

Scale
日本全国にも他にも多くのスポーツ関連本を所有している肩がいると思います。まずは1箇所でスタートし、その後他の地方へ展開していけるでしょう。

Idea
実現可能なための助言、よりよくするためのアイディア、その他フィードバック募集中。

 サッカーと保育

サッカー界が待機児童や女性が活躍できるための環境作りに貢献できるのではないか?

少子高齢化社会である。
日本人の4人に一人が65歳以上である。
子供の数が少ない。
女性が活躍できる社会になろうとしている。
しかし待機児童や学童保育の問題が解消されない。

一つ提案である。
サッカーでこの問題を改善できないだろうか?

女性が働きやすくなるためには、平日子供の面倒を見てくれる必要がある。
小学校のグラウンドは授業後空いている。
65歳以上の人口も時間が余っている人が多い。
これらの人に、子供保育用のサッカーライセンスを付与できないだろうか?
イメージとしては、65歳以上のサッカー経験者やサッカー、もしくは子供の成長に興味ある人に、専門のライセンスを付与する。
学校と協力し、学童の一環として空いているグラウンドでサッカーなどを楽しませながら保育をする。
育成や指導が目的ではない。
子供を楽しく平日の1日でもいいので、預かり、ボールに触れ、仲間と触れ合い、親御さんのお迎えを待つ。

学校のスペースの有効活用。
引退した元気なシニア層のやりがいと紹介貢献及び健康体力増進。
待機児童の減少。
女性の社会での活躍の機会の提供。

月曜日はサッカー、水曜日はバスケットボール、金曜日はラグビーでもいいかもしれない。
様々な協会と国が協力すればできることがあるのではないだろうか?

これが何を生み出すかというと、競技への興味関心を生み出し、これにて家族でJリーグ観戦のきっかけが生み出されれば、プラスのサイクルが生み出される。

現在の日本の親御さんや子供たちのバリアは、平日の活動ではないだろうか?
土日にサッカースクールでつぶれてしまうと、家族の時間が減ってしまう。
お金を払ってスクールすると楽しみごとではなく、習い事になってしまう。
でも単純にボールに触れ合って楽しむ場所と時間の提供があってもいいのではないだろうか?
そしてそれが様々な社会問題に対するソリューションになるのであれば、なおさらいいのではないだろうか?

幸せな環境作りはソフト面にある。
これが現在の日本のスポーツ界、サッカー界、及び社会の問題点ではないだろうか?

監督と知性 ー読書と順位の相関関係ー

ふと昔買ったJ2マガジンを読み返してみたら、面白い特集があった。
J2全チーム監督に聞く
「読書の秋、好きな本はこれ」

ちょっと面白いので、最終のJ2順位と並べて記してみた。
数字は勝ち点。


1   ガンバ大阪     87 長谷川監督 特に本は読みません 以前は東野圭吾容疑者Xの献身
2   ヴィッセル神戸     83 安達監督 「Number」東野圭吾
京都サンガFC     70 大木監督「99.9% は仮説」
4  徳島ヴォルティス    67 小林監督「座右の銘
ジェフユナイテッド千葉 66 鈴木監督『これからの「正義」の話をしましょう』
6  V・ファーレン長崎 66  高木監督 「勝負脳の鍛え方」
松本山雅FC     66  反町監督Jリーグサッカー監督 プロフェッショナルの思考法』
コンサドーレ札幌 64  財前監督「ゾーンに入る技術」
栃木SC     63  松本監督「落日燃えゆ」「論語
10 モンテディオ山形  59 奥野監督『「生きる力」の強い子を育てる』「Newton」
11 横浜FC   58 山口監督 野村克也監督の本
12 ファジアーノ岡山  56 影山監督「自由と規律」「深夜特急
13 東京ヴェルディ   56 三浦監督「オシムの言葉
14 アビスパ福岡   56 プシュニク監督レオナルド・ダ・ビンチの伝記
15 水戸ホーリーホック 55 柱谷監督 西村京太郎「十津川警部」シリーズ
16 ギラヴァンツ北九州 49 柱谷監督 「ノルウェイの森
17 愛媛FC   47 石丸監督「モリー先生と火曜日」「奇跡のリンゴ
18 カターレ富山   44 安間監督 クラブハウスにある雑誌
19 ロアッソ熊本 43 池谷監督 「オレたちバブル入行組」
20 ザスパクサツ群馬 40 「Number」
21 FC岐阜 37 辛島監督 「勝つ組織」
22 ガイナーレ鳥取 31 前田監督「きみはなぜ働くか。」


こうみるとツッコミどころ満載である。
まず、東野圭吾を読むと昇格出来そうな気がする。
過去にスイカップアナウンサーと噂になった監督の好きな本はやはり「ノルウェイの森」。
全く読まない監督のチームは弱い(カターレ富山)かと思えば、
優勝した長谷川監督に至っては堂々と読まないことを公言。
ガイナーレの前田監督の悩みはかなり深そうで、
「なぜ働くのか?」すら問うている状況で、浮上のきっかけを掴むのに苦労していることが伺える。
一方業界本、この場合はサッカー本を読んでいる監督の成績は全員イマイチである。
これはリフレッシュしていないことと、指導法にブレを生じさせているのだろうか?


ただ思うのは、やはり指導者たる者言葉の説得力は必要。
言霊というくらいだから、そのベースが知性であって欲しい。
一方で、受け取る側の知性も必要。
ジェフ市原の選手に、サンデル教授の「正義のはなし」を受け入れられるのかどうかはわからない。
ピッチを駆け回っている時に不条理と感じる審判のジャッジにサンデル教授の言葉は響くのだろうか?
アビスパ福岡の選手は、レオナルド・ダ・ビンチが誰だか知っているのだろうか?
ミーティングで大きな齟齬がないことを祈るばかりだ。


そんな中、早稲田大学が体育会の学生に「最低基準単位」を設定したそうだ。
下回れば試合出場禁止になる。
「大学スポーツがどうあるべきかという一石を投じたい」とのこと。
素晴しいことだと思う。
Jリーガーやスポーツ選手のセカンドキャリア問題は深刻。
そして市場の裾野を増やすには、アスリートがその後ビジネスや社会に還元出来るスキルがあったほうが発展する。
さらに国際スポーツ舞台や、各競技団体のレベルも上がる。
そうすれば、強化、普及、ビジネスのサイクルが人材のレベルアップによりまわり始める。
JリーグS級ライセンス制度で、こういった監督の幅や知性を膨らませる授業は含まれているのだろうか?
少なくとも、本は読みませんとはあまり公表して欲しくないものだ。



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アントニオ猪木 堀内恒夫 鈴木寛 スポーツと政治の資質の関係性

アントニオ猪木と元巨人のエース、堀内恒夫参議院選挙の結果、議員となったそうだ。
誰もが思う事は、名選手名監督ならず、ではないが、スポーツで名を馳せたからといって、そのスキルが政治に転用できるとは限らない。


7月26日付けの日経スポーツ面のアナザービューからの柔道連盟に関する記事を紹介したい。

闘技系の組織の場合、なぜかトップに立つのは元横綱、元世界王者、元金メダリストみたいな不文律があるようだ。チャンピオンになる資質と組織を統べる能力はまったく別にもかかわらず。
 現状を憂える柔道家に「もっと出るところに出て意見を言ったら」と励ますと「自分は銅メダル止まりなんで」


道家にはたいへん申し訳ないが、これを読んだ時にまるでライオンかサルの群れと変わらないじゃないか!?と感じたのは私だけだろうか?
ガオーガオー、オレが一番強いからあっちいけー
ウキーウキー、オレが一番強いから言う事聞けー
確かに男子柔道の代表監督は金メダリストばかりだ。
今まで結果も出ていた。
しかし結果が出なくなってきた昨今、このまま動物の群れと同じ行動力学でいいのだろうか?
我々人間には頭脳や言語や様々なスキルがあるのではないだろうか?


さらにもう一度前述の日経からの引用

前歴にとらわれず、スポーツ、ビジネスの両方のマインドを併せ持つ、優れたトップが求められす時代。
そこを見誤るとスポーツ人にガバナンスなんて無理、という寂しいイメージがどんどん一人歩きを続けることになる。


これは明らかにまずい。
それではスポーツの価値がこの国では低いままになってしまう。


そこで考えてみたいのは、アントニオ猪木でも堀内恒夫でもなく、鈴木寛という人物である。
灘中・校でサッカー部に所属し、東大に進学。
通産省に入省した後、大学教授から2001年に参議院初当選。
以降文部科学副大臣などを務めた。




経歴からみてわかるように、この人はサッカー界のチャンピオンでもメダリストでも一番強い人でも何でもない。
ガオーと吠えたところで何もない。
しかし通産省時代に、Jリーグ創設に関わった功労者のようだ。
さらにスポーツ基本法制定の功労者でもある。
超党派の2020年東京オリンピックパラリンピック招致の事務局長も務めている。
ついでにネット選挙解禁の功労者でもあるそうだ。
民主党から立候補したこの人物は、今回の参院選で落選した。
東京都は民主党が候補者を絞って挑んだものの、管元首相が違う候補者の応援に駆けつけるなど混乱を招いた地区である。



アントニオ猪木が当選し、堀内恒夫が当選する。
しかしJリーグ創設の功労者は当選されない。
我々スポーツを愛するものは一体何をしていたのだろうか?
このままでは本当に、

スポーツ人にガバナンスなんて無理、という寂しいイメージがどんどん一人歩きを続けることになる。



最新のサッカー批評鈴木寛氏のインタビューが掲載されている。
そこにえらく感銘を受けた氏の言葉があるので紹介したい。



「僕はJリーグの良いとこは何かって言うと、自分の幸せは自分達で作るということを日本人が戦後初めて、あの規模で成功したという事だと思います。Jリーグ以前はね、北海道ならお上に陳情して巨人戦を札幌円山球場に誘致してくるだとか、そういう上下関係だったでしょう。そうじゃなくて、政令都市でなくても、小さな温泉街でも、自分たちで努力をすればスポーツクラブを作れるんだということになった。がんばれば、東京よりも素敵なスポーツコミュニティが地方でできるっていう、これがすごいところです。今47都道府県で40近くのところでそういうチームが出てきました。そこでは、ただ社会に対する不満や愚痴を言ってるだけじゃなくて、自分たちで苦労しながら、自分達の幸せを掴もうとしている。」



今様々な都市でサッカーだけじゃない形でスポーツの幸せな形を作り始めている。
ナベツネなんかに頭を下げてお願いなんかしなくても、自分達の地域で盛り上がれるのだ。
Jリーグの他では、マラソンが最もわかりやすく、普及して成功している例だろう。
観光庁にはスポーツ観光推進室なるものが存在し、海外に出向いて日本のマラソン大会参加と観光をセットで売り込んでいるそうだ。
少子化や地方の人口減などが問題視される今の日本において、自らの手でスポーツの力を利用して地域を潤すだけでなく、幸せをもたらしていることはある意味画期的なことではないだろうか?
そのど真ん中にいた人間が落選し、ある意味スポーツ界のライオンキングが当選する。
これが今の日本のスポーツの現状であり、地位であり、一般認識だろう。
まだまだスポーツの地位は低いものとしてみられている。
ではこの現在地から脱するにはどうしたらいいだろうか?
やはり産業としてより成熟していく他ないのだろう。
一つ一つのチームが、連盟が、大会がきちんとビジネスとして成立する、黒字になることで初めて人々の認識が変わるのだろう。
そうすると自ずと答えは出てくる。
今スポーツ界に必要なのは、そのスポーツの本質を理解した上で、ビジネスができる人物を増やすことだ。
どうやら教育にも関わることだし、アスリートのセカンドキャリアに関わる問題でもあるし、部活のあり方に関わる問題でもある。
日本の真のスポーツ大国への道は、まだまだ遠い。


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 Jリーグと育児休暇

新聞の切り抜きを整理をしていたら、

サッカー女子 「育児費リーグで支援を」

という記事が出てきた。

今年の1月15日の朝日新聞の社説でスポーツ部清水寿之記者の記事だった。


内容はなでしこリーグで元日本代表宮本ともみさんについてだった。
99年のアメリカW杯で宿舎にベビーカーを押しながら入ってくる米国代表を見て驚いた彼女は、
結婚し05年に子供を産んでからも現役に復帰し、再び代表入りする。




その裏で実は合宿時のベビーシッター費や同行する母親の渡航費などをサッカー協会が特別に負担したそうだ。
その後協会は08年から
なでしこジャパン育児サポート制度」
をスタートしているものの、未だに利用者はゼロだそうだ。


ちなみに興味深いのは、これは協会の代表選手へのサポート支援プログラムのようで、
実際にもっと需要があってもよさそうな
なでしこリーグにはこのような制度は存在しないそうだ。
理由は、「現時点で必要としている選手がいない」からだそうだが、本当だろうか?
前例がほとんどないから言い出せないだけではないだろうか?


さて、他競技に目を向けると柔道の谷亮子、バレーボールの大友愛やスビードスケートの岡崎朋美選手のように、
トップレベルの選手には例がいくつかあるものの、
全体に広がっている感はない。


こういった制度が普及するにはどうするのがいいのだろうか?
ひょっとすると男子から変わる必要があるのではないだろうか?


アメリカ大リーグではそれこそ2年前の2011年から制度化され、
その取得者第1号は、
広島カープでもプレーしたルイス投手!




この制度により選手は出産に際して最大72時間家族と過ごす権利がある。


では日本のプロスポーツはどうだろうか?
今のところこういった制度は聞かない。
むしろ犠牲にしてまでチームと共に戦ったという美談の方が語られる印象が強い。
しかしプレイオフや決勝戦ならともかく、リーグ戦の1の試合だとするとどうなのだろうか?
チームの主力とスタメンや1軍当落線上の選手では事情が違うだろう。
チームの環境や指導者の方針によっても違うだろう。

海外ではManUのファーガソンとルーニーが悩んだ例もあれば、
メッシのように練習を免除された例などあるように、
ごく普通に選択肢として議論されるレベルにはある。
しかし日本では議論にすらならないだろう。
試合優先、以上!といったところだろうか?


しかし、そろそろこういった事が議論される時代だという認識は各団体にあるのだろうか?
備えあれば憂いなし。
各競技団体は少しずつ認識を深めていく時期かもしれない。
まずはJリーグに期待したところだ。


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ガンバ大阪が示す地方巡業の当たり前な鉄則

今年からJ2に参戦しているガンバ大阪の集客力がハンパない。




ガンバ大阪効果でJ2観客動員が好調

そもそもがJ2にいてはいけないチームがいるのだから、それだけでも話題になる。
日本代表の中心MF遠藤、そしてDF今野、日本人が好きなパスサッカーのチームカラーも興味を引く要因だろう。
ここで思う事、そう地方巡業って強いから成り立つのだ。
スターがいるから成り立つのだ。
スターがいない、知名度がない、強くないチームが全国を廻っても効果がないのだ。
この場合強いの定義は世界的にみて強いかどうか?
この1点に限る。

開幕10試合の観客動員数は全て1万人を超えている

1)長崎−G大阪(長崎)  1万8153人
(2)G大阪−京都(万博)  1万8041人
(3)山形−G大阪(NDスタ)1万7223人
(4)札幌−G大阪(札幌D) 1万7020人
(5)富山−G大阪(富山)  1万3639人
(6)千葉−札幌(フクダ)  1万3583人
(7)G大阪−横浜FC(万博)1万3476人
(8)札幌−栃木(札幌D)  1万3248人
(9)松本−熊本(松本)   1万2959人
(10)熊本−G大阪(うまスタ)1万1874人

ちなみにJ1の下位チームになると1万を超えるのがやっとのチームが多い事を考えると、
正直今年はJ2にいた方が観客動員が伸びたかもしれないと考えるチームもいるかもしれない。

地方巡業の元々の理由は、
普段見れない人たちに向けて実際の競技を見せて関心を高める事だろう。

しかしこれは改めて考えると、強い人の論理であるはずだ。
そして強いの定義は世界的に比べても強いかどうか?

この点で考えると、地表巡業で成功しているのはひょっとして
大相撲
プロ野球
そしてガンバ大阪だけかもしれない。


例えば地方巡業が多いラグビー

2012/09/09(日) 13:00Kick Off / 月寒 / 2200人

こちらパナソニックvsNTTコムの試合
世界的スター、ソニー・ビル・ウィリアムズがいるのにも関わらず
訪れた人は2200人。



続いてまたもやパナソニックの栃木でのサニックスとの試合
2012/09/16(日) 15:00Kick Off / 足利陸 / 2608人



こちらは山形で行われたNECvs NTTドコモの試合
2012/09/23(日) 15:00Kick Off / NDスタ / 1720人

NECには必見の重戦車トライゲッター、ナドロがいるのだが...


ガンバ大阪が示唆している事、
それは当たり前のことだが、地表巡業は強い人がいてこそ成り立つビジネスモデル。

そうでない場合は、地場にしっかり腰を下ろして固める事。
そう、ホームタウンを大事にせよ、ということ。


日本のバスケ協会、ラグビー協会、バレーボール協会が改めて認識してもらえると嬉しい。
地方を回るより、まずは強化せよ。
強くなってからでないと、地方でもお客は来ない。
ならば先に地元に密着して基盤を作って収益モデルを作ること。
これが大事だろう。
やはりスポーツという興行形態は勝利がついてこないと、人々の観戦動機にはつながらない。
こんな当たり前な事をガンバは伝えているのではないだろうか?
それを汲み取れているスポーツ関係者は何人いるだろうか?



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湘南ベルマーレについて考える

GWが終わります。
少し遅れてしまいましたが、5月3日にかねてから行きたかった湘南ベルマーレ戦に行ってきました!
ベルマーレvsセレッソ
悲願の昇格を果たしたチームと、海外への登竜門的クラブとして存在感を高めているチームの対戦。

いざ、Shonan BMWスタジアムへ!

サポーターのテンションも最高!

オレらは歌うのさ〜
湘南のために〜





GWということで、大阪からもたくさんのサポーター!



そして試合はスタジアムDJのセレッソへのリスペクトと派手な選手紹介で幕を開ける!



ここから開始15分くらいまではいいのだが、、、

湘南ベルマーレの戦術はイマイチはっきりしない。

DFを高い位置で並べて相手を押し込みたいのかと思えば、

足の速いDFがいない。ケガの遠藤航がいれば違うのだろうか?

ちなみに肉離れから長期離脱している遠藤航は将来の代表CB候補で見れなかったのはひたすら残念!

【J2 3月度MIP受賞インタビュー】遠藤航選手(湘南):「みんながチームのためにどうしたらいいかをほんとうに理解してやっている。それが結果に繋がっていると思う」(12.05.14)


もっとよくないのが攻撃陣。

プレーが軽い。ボールが収まらない。菊池、梶川、永木あたり。

テクニックはあるのだろうが、活かし方がわからない印象。

決定力のあるFWがいればこの辺りの問題を解消してくれる部分もあるのだろうが、それは日本全国の問題だからここで嘆いても仕方ない。

早くキリノ選手などの復帰を待つしかない。

しかしいずれにせよチームとして速攻がしたいのか、ポゼッションをしたいのかがはっきりしない。

DFのラインを上げる。ボールを奪う。速攻が下手。中途半端なポゼッションサッカーを披露する。ポジショニングが悪い。球を奪われる。奪われた時のポジショニングが悪いからディフェンスに速く切り替えられない。DFのラインの後ろを狙われる。アウトナンバーができる。つまり体力が奪われる。そして数的優位のまま得点される。


まとめるとこんな感じだろうか?

まだまともに1試合しか見ていないので、迂闊に結論を出すつもりはないが、そんな印象であった。

特に速攻がダメだった後のポジショニングの悪さはトレーニングでしっかりできていないのではないか?という印象だ。

下手なことは言えないが、現状ならMFのハン・クギョンの1トップが見たい感じだ。



さて私が湘南ベルマーレを応援したかったのは、チーム戦術をチェックしたかったからではない。
こちらの社長さん、真壁潔氏とチームの地域密着の総合型クラブの理念を少しでも垣間見たいことと、応援したい気持ちがあるからだ。



ここで簡単に湘南ベルマーレのおさらい。

元々はベルマーレ平塚としてJリーグに参加。

中田英寿、ロペス、名良橋、小島、岩本、反町、洪明甫など名選手を揃えた歴史があるものの、

1999年に親会社のフジタが撤退し、存続の危機に。





地元出身議員の河野太郎氏(監査役にも名を連ねている)などの要請で、地元の造園業の社長の真壁氏がクラブ経営に参加することとなる。

そして2002年にNPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブ」を設立し、地域に根ざした総合型クラブとして邁進している。

ベルマーレはここでサッカーの他にソフトボール、サイクリング、ビーチバレー、トライアスロンなどのスポーツにも取り組んでいる。


その努力は観戦していてもとても感じる事ができ、試合の内容はともかく、美味しいカツサンドと共に観戦をとても楽しむことができた。



土地柄なのか、選手紹介や会場や応援のアットホームな雰囲気は素晴らしく、誰でもすぐに溶け込める温かさが湘南にはある。



さて今回の試合はGW真っ盛りにも関わらず、入場者数は10,947人。

正直寂しい数字だ。

湘南BMWスタジアムは牧歌的な古いスタジアムで雰囲気は良かった。

しかしここからがベルマーレの厳しいところ。

まずトラック。これがあるのはサッカー観戦には致命傷なのだが、やはり1万人前後の集客が妥当だとするならば、やはり近いに越した事はない。

ただ、味の素スタジアムなどと比べるとピッチはなぜかかなり近くに感じられた。


次にスタジアム自体の老朽化と構造の問題。

写真を見てもらえばわかるように、メインスタンド反対側の中央部分になんだかオブジェというのかモニュメントというのか、一番おいしい部分に観客席がない。

会場ではスタジアム立て替えの署名運動も行っていたが、財源確保はどうするのだろう?

そして普通ならば立地条件も悪いというふうになるのだが、ここは後ほど書くが、逆転の発想でプラスに転換できると思う。

さてスタジアム話を戻して。

まずはここのスタジアムにネーミングライツが売れただけでも営業努力というか奇跡だろう。

次に平塚の事情として、人口25万人の都市にJの基準を満たすスタジアムがあること自体が奇跡かもしれない。

そして平塚市はどうやらここ数年人口が減っていっているようだ。

隣駅の茅ヶ崎や辻堂にはモールやマンションがバンバン立っているが、ここの開発はあまり聞かない。

さらに厚木や海老名にも大学や開発が集まりだしているため、市として協力するのが厳しい現状のようだ。

クラブはそれを見越して平塚から湘南という冠にしたのかもしれない。

実際にセレッソ戦は「大磯・二宮町デー」とされており、大磯町と二宮町の町民は安く入場できたようだ。

これは地域を広くしていく戦略の表れだろう。

元々ベルマーレの経営規模は約6億円と浦和レッズの50億円強と比較するとかなり小さい。

その上市の協力が得られにくい、人口減など現実は厳しい。

それでもJリーグの「地域密着型総合クラブ」の理念をどこよりも推進している。

応援したいではないか!

ではどうやって湘南の広範囲の人に足を運んでもらえばいいだろうか?

私は現地に行って一つだけ小さな光が見えた気がする。

平塚市は土地柄陸の孤島のような場所が多く存在する。

東海道線平塚駅から広範囲に渡って住宅街が存在するが、地図をみてもらえばわかるが、なにせ周囲が東京23区のように電車網が発達しているわけではない。

そこでスタジアムで驚いたのは、とにかく自転車で来ている人が多い。

やたら多い。

チャリ通観客者は冗談抜きで何千単位ではないだろうか?

平塚総合公園内に駐輪している自転車を一度数えてみるとどれだけの数になるだろう?

こんなスタジアム、日本でも珍しいのではないだろうか?

これは駅から離れている立地条件の悪さの裏返しでもあるのだが、これが平塚市の生活スタイルなのだ。

なにせ自転車通学、自転車移動、自転車を使って遠くに行く事に慣れているのだ。

(もちろん車もバスもありますが)

これを有効活用できないだろうか?

これだけの自転車をベルマーレは宣伝車に使えないだろうか?

イメージはこのような感じだろうか?



人を巻き込むにはとにかく熱を伝えるのが一番効く。

しかし宣伝費がないベルマーレには、とにかく平塚市民にまず熱を伝え、そしてそこからさらに広範囲で移動している自転車ユーザーを利用して熱を伝えてもらうのがいいのではないだろうか?

サイクリングチームもあることだし、自転車メーカーのスポンサーがつくといいかもしれない。

親子ファンとしては電気自転車はありがたいだろうし、遠くに出かけるにはママチャリじゃ物足りない学生やファンも多いだろう。

やたらフラッグがついた自転車が走っていたら誰でも気になるはずだ。

立地条件を逆手に使った宣伝手法はどうだろうか?


でなければ、スポーツビジネスの王道である、「勝利」「収益」「普及」のトリプル効果を地道に続けなければならない。

スクールなどの活動から、ユースチームの強化→トップチームの強化、この流れが現在行っている普及活動と一緒に大きくなったら湘南に追い風が吹くのだろうが、それにはまだまだ時間がかかりそうだ。

湘南ベルマーレの魅力が平塚市への魅力となり、何か大きなムーブメントになることを願って、またスタジアムに足を運ぶこととしよう。

そして自転車につける旗はないけど地道に普及活動をすることとしよう。






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参照記事:平塚をどげんかせんといかん

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関連記事:レアルの本拠地、サンティアゴ・ベルネバウに行ってきました!
関連記事:Jリーグ 芝生問題から見えるスタジアムビジネス問題
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