2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

書評:サニーサイドアップの仕事術

サニーサイドアップの仕事術作者: 峰如之介,山崎祥之出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2005/01/27メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (16件) を見る スポーツが産業として成長、熟成していく中で、様々な新しいサービス・職業が…

地域密着型スポーツクラブと部活の未来4(指導者編)

今回は部活の指導者について。 部活における指導者はとても大事な存在である。 素晴らしい指導者もいれば、課題のある指導者もいるだろう。 問題は様々なので慎重に何回かに分けて書きたい。 ただ、原点は繰り返しになるが、学校の理念と部活動が、指導者が…

地域密着型スポーツクラブと部活の未来 3(理念編)

前回部活の7Needsを紹介したが、今日はその一つ、「理念」から考えてみたい。まず確認してみよう。 あなたの部活に理念はあるだろうか?何かの理念の下に活動しているだろうか? 文武両道、スポーツマンシップの習得、チームメイトへの尊重、ゲームへの尊重…

NBA Finals Review

The 2011 NBA Finals closed with a LeBron James major let down and a deserving group of veterans shooting the lights out. A lot was made of LeBron's disappointing performance and his inability to deliver in the 4th quarter. Also for perhaps…

書評:叱るより、ささやけ −一流を育てるために必要なこと

叱るより、ささやけ作者: 奥田精一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/08/11メディア: 単行本 クリック: 35回この商品を含むブログ (6件) を見る世界水泳が開幕した。 近年の日本勢の躍進はすごいものがあるが、現在の礎を築いた人間にスポットライトを…

地域密着型スポーツクラブと部活の未来 2(7 Needs編)

さて今回からは、現在の日本の部活に何が足りなくて、どのように少しずつ改善できるかを考えてみたい前のコラムでも述べたように、ヨーロッパでは部活動の形態を取っているケースは少ないので、学校スポーツが盛んな国、アメリカの事例も少し交えながら考え…

地域密着型スポーツクラブと部活の未来

日本のスポーツを良くするための最もよく聞くコメントが、「スポーツ・ビジネス(スポーツ・マーケティング」と「地域密着型クラブ」の必要性ではないだろうか? 経営のプロがいない。 学校や企業のスポーツでは発展しない。 親会社の広告宣伝の手段としての…

書評:『北島康介」プロジェクト

「北島康介」プロジェクト作者: 長田渚左出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/05/13メディア: 単行本 クリック: 43回この商品を含むブログ (7件) を見る 企業スポーツが衰退している現在、オリンピック競技アスリートの生計の立て方が急激に変わってきて…

書評:「最後」の新聞 ~サッカー専門紙「エル・ゴラッソ」の成功

「最後」の新聞 ?サッカー専門紙「エル・ゴラッソ」の成功? (ワニブックスPLUS新書)作者: 山田泰出版社/メーカー: ワニブックス発売日: 2010/12/08メディア: 新書 クリック: 24回この商品を含むブログ (9件) を見る 現在新聞業界は暗いニュースが多い。 若者…

祝ワールドカップ制覇!

なでしこジャパン万歳! 感動に言葉要らず!今から読みます!ほまれ ---なでしこジャパン・エースのあゆみ作者: 澤穂希出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2008/07/19メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 261回この商品を含むブログ (22…

マシンガン打線の誤解

1998年に横浜ベイスターズが優勝したときの打線は、マシンガン打線と呼ばれ驚異的なつなぎをみせたことで有名だった。 マシンガン打線という響きだけ聞くと、全員が勢いでバット振りまくってうまくはまったかのような印象を受けるが、実は違う。 やはり…

始球式特集

NBAもNFLもロックアウトで話題も少ないので、彼らの野球のスキルをチェックしつつ、伝説の始球式をみてみよう!まずはNBAチャンピオンに輝いたダーク・ノビツキー 次に昨年のドラフト1位、ジョン・ウォール。かなりひどい... シャック!本気でピッチャー目…

 書評: 真っ向勝負のスローカーブ

真っ向勝負のスローカーブ (新潮新書)作者: 星野伸之出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/05/01メディア: 新書購入: 3人 クリック: 15回この商品を含むブログ (20件) を見る 大リーグのグレッグ・マダックス投手は、1988年から毎年15勝以上した。 脅威の17…

Jimmer Fredette 日本人が目指すべきプレイヤー、彼が目指すべきプレイヤー

昨年の全米大学得点王にして今年のドラフトで一巡指名を受けキングスでプレーすることが決まったジマー。日本のガードが目指すべき選手像は彼かもしれない。 体格に恵まれなくてもハンパじゃない高確率の外角シュートと圧倒的なスキルの高さ。 そろそろ海外…

書評: 星屑たち それからのアトランタ組物語

星屑たち―それからのアトランタ組物語 (サッカー批評叢書)作者: 川端康生出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2005/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (11件) を見るロンドン五輪予選に向けて次の日本サッカーのスターの卵たちがこれから大…

 2018平昌オリンピック招致;フィギュアスケート金メダリスト、金妍児選手のスピーチ

先日のブログがあまりにも反響が大きかったので、キム・ヨナ選手の圧巻のスピーチを全部紹介(翻訳)してみます。 これだけ流暢な英語とプレゼン力(もっぱら表現力はピカイチだからその点は大丈夫なのかもしれないが..)を持ったアスリートは日本にいるだろ…

オリンピック招致とアスリートのセカンドキャリア

先日のIOC総会にて韓国の平昌が2018年の冬季オリンピック開催として決定された。 フィギュアスケートの金メダリスト、金妍児選手のスピーチも注目を集めた。 日本が招致に勝てない全ての要素がこのスピーチに詰まっている気がしてならない。 大きく分け…

牙―江夏豊とその時代

牙―江夏豊とその時代作者: 後藤正治出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/02メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る先日プロ野球オールスターのメンバーが発表されました。 毎年この季節になると、江夏豊の9者連続三振が話題になる。私は毎年ナ…

書評:これからの「日本サッカー」の話をしよう 旧ユーゴスラビア人指導者からの真摯な提言

次のステップのための育成の本これからの「日本サッカー」の話をしよう 旧ユーゴスラビア人指導者からの真摯な提言作者: ズドラヴコ・ゼムノビッチ,西部謙司出版社/メーカー: カンゼン発売日: 2010/11/20メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック…

悪者見参 ユーゴスラビアサッカー戦記

サッカーと政治の冷たい現実悪者見参 ユーゴスラビアサッカー戦記 (集英社文庫)作者: 木村元彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 2001/06/20メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 99回この商品を含むブログ (48件) を見る 「 7つの隣国、6つの共和国、5つの民族…