地域密着型スポーツクラブと部活の未来 2(7 Needs編)

さて今回からは、現在の日本の部活に何が足りなくて、どのように少しずつ改善できるかを考えてみたい前のコラムでも述べたように、ヨーロッパでは部活動の形態を取っているケースは少ないので、学校スポーツが盛んな国、アメリカの事例も少し交えながら考えてみたい。
現在日本で最も多くの人たちがスポーツに接している形態、部活、そこに不足しているものは大きく分けて7つあるのではなかろうか?

名付けて、7 Needs

理念(Vision)
指導者
部員
交流
魅力
資金
施設
(順不同)

理念なき指導が部員の交流を妨げ、部活の魅力を失くし、部員の減少を招き、発展を妨げた結果資金が集まらず、施設などへの投資の可能性が少なくなる。
簡単にまとめるとこのような悪循環に陥っているケースが多い。
ではマイナスのサイクルからどのように脱却するか?
日本オリジナルの形態(部活+クラブ)を目指して、次回から一つ一つ検討してみたい。

ちなみに、アメリカの部活といってもピンとこない人は、ぜひこちらの感動のスポーツ映画特集からいくつかアメリカの学生スポーツモノを選んでください。

感動のスポーツ映画



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