ケニア人がなぜ走るのが早いか?
そんな素朴な疑問から科学的に研究している人から現地取材まで敢行した記者のルポ。
すべては遺伝のおかげかどうか?
この疑問に対して、様々な角度から取材していくのだが、私がふと思ったこと。
これは昨今の留学生騒動に関して。
いっそのこと堂々と留学生を受け入れてみてはどうか?
現地のどこの誰でどのクラブに所属しているかをオープンにして、どんどん日本に受け入れてみてはどうだろう?
その代りに、逆に合宿に行くぐらいの気概が欲しい。
相手のクラブ(キャンプ)と提携して、走ること以上に文化交流を真剣に行うぐらいの本気度が大学や高校にあれば、これはいろんな可能性の扉をあけるのではないだろうか?
もちろんたいへんなことはたくさんある。
そもそも治安がいい訳でもなく、言語も簡単に通じるでもない。
しかしただ単純に全国優勝したいがために受け入れるのではなく、その先に何かより大きな崇高な理念があってもいいのではないか?
もうひとつ思ったことは、今の日本はこんがらがっていないだろうか?ということである。
彼らのシンプルな思考法は、今の日本に必要なものである。そう強く思う。
- 作者: 忠鉢信一
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