プロ野球と大学のオープン戦解禁のニュースが今週発表された。

正直やっとか、という感想と独立リーグのチームは大学と試合できるのだろうか?という疑問が起きた。
後者は誰かに教えてもらいたいところとして、まずはプロ野球と大学の関係について。

過去の黒い歴史はともかくとして、facebookで5億人以上がつながっている時代に、国内で携帯電話が1億台は普及している時代に、交流はいけませんなんていうもはや江戸時代のような話ははっきり言ってナンセンスだ。なので、これは画期的な出来事であると同時に、やっとごく普通の状態になった出来事でもあると言える。

大学生はプロと練習する事で、学べることも多いとは思うが、一番の収穫はやはり自分の現在地を知る事ができることだろう。プロと比較して、何が通用して何が足りないのか?それを知った上で彼らから学べば進歩は著しいだろう。

一方プロ選手は大学で活動できる事により、練習環境の確保はできるし、オープン戦となればまだ体が出来上がっていない状態の相手として適切な相手となるだろう。

この交流のサイクルが循環し始めたら、野球界のレベルはどんどん上がるだろう。そして大学野球の活性化がもたらす効果は計り知れないものがある。それはひょっとするとビジネス的な側面かもしれないし、選手のセカンドキャリアにもたらす効果もあるかもしれない。いずれにせよ、交流する事でのマイナス面が見当たらない以上、どんどんこの流れをマスコミにも促進してもらいたい。