NBAならぬNBL
あまり知っている人はいないが、NBAならぬNBLというプロリーグが存在する。
http://www.nbl.com.au/
1979年にオーストラリアで発足。当初9チームで競われていたが、現在13チームで構成されている。
注目すべきは、NZから1チーム、シンガポールから1チームリーグに加わっている点だ。
ここは日本のバスケ界が注目しなくてはならない点であろう。
ラグビーに目を向けてみよう。
Super 14というリーグが存在する。NZ、オーストラリア、南アの14のクラブチームが優勝を争うリーグである。
NBLと比較すると歴史は浅いものの、クラブ数が増加しているこのリーグの構想には、アルゼンチン、フィジーやトンガなどのパシフィックアイランズ、そして日本からもチームを参加できないものか常に議論されている。(もっぱら日本の参加を積極的に議論しているのは、Super 14の構成国で日本ではないが...)
バスケ界も同じ発想が必要ではないか?
現在韓国の優勝チームと争う試合は存在するものの、国際交流の機会はラグビーと比較しても少ないくらいである。
確かにNBAはメディア環境の激変のおかげで身近なものとなった。しかし競技のレベルで言えば、そして時差などを考慮した上での地理的に身近なのは、NBAではなく、NBLではないだろうか?