オリンピック招致

TBSドラマ「官僚たちの夏」を観ていると、高度成長期の日本という国家がどれだけオリンピックに依存していたかが垣間見えた。
インフラ整備や家電メーカーのテレビの売り上げ増などいろいろな官庁の思惑が見えてくる。

それに比較して今回のオリンピック招致のスローガンは、
「ヒーローのひのき舞台」

今回は前回のオリンピックと同様の経済効果は見込めないだろう。
インフラは整備されているし、インターネットの普及率も高い。

したがって以前にも書いたが、やはり今回の招致の理念は違う観点からいかないと難しいだろう。
東京から地域密着型や既存のクラブチーム活動やスポーツが人々の生活に密着するような仕組みづくりと環境整備、こんな理念のほうがコンパクトな開催と相まって更にオリジナルなアピールとなるのではないだろうか?

世界初、大都市に住む人々にスポーツを与え、そして持続させる政策こそ望まれる。