書評:ジャパンのために―日本ラグビー9人の肖像

書評:ジャパンのために―日本ラグビー9人の肖像

ジャパンのために―日本ラグビー9人の肖像

ジャパンのために―日本ラグビー9人の肖像


1時間もあれば読み終える内容。
ワールドカップに向けて9人の選手をフィーチャした内容。
大野均
堀江翔太
小野澤宏時
田邊淳
菊谷崇
マイケル・リーチ
田中史朗
畠山健介
山田章仁


9人の選手のまとめ動画はこちらへ

まとめてみてわかったことは、日本のラグビー選手はyoutube検索で個人名ではほとんど引っかからない。。。
これは人気低迷の一つの原因ではないだろうか?
ほとんどがインタビューでまとめざるを得ない。
田邊選手に至っては検索で引っかかってこなかった....
この辺りは協会や各チームに力を入れてもらいたいところだ。


さて話を戻して、本書はどれも一つ二つのコネタと切り口で構成されているため、あっという間に読める。
中学生が読んだら最高だろうが、社会人が読むと物足りない可能性も。
各章のタイトルが私には謎だった。。。
(回転寿司の巻、ダーツの巻、KUMON式の巻等など)
必要だったのだろうか?


藤島大ほど熱くなく、大友さんほど深堀もしていない。
ラグビーファンは熱血が多く、かなり深い内容でないと満足しない。
9人もの選手を紹介しようとしたから仕方ないと言えば仕方ない。


さて、そんな日本代表も新体制になって始動した。
エディージャパンになっても残ったメンバーは、とりあえずは大野選手、畠山選手、小野澤選手、そしてマイケル・リーチ選手。
堀江選手と田中選手は、海外修行のために今回のHSBCアジア5カ国対抗には不参加。
次回作が出るとしたらメンバーは入れ替わるのか?それともNZW杯を振り返った内容になるのか?
いずれにせよ、もっと濃いものを求めたい。


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