マネーボール映画化!
松井秀喜が所属するオークランド・アスレチックスのGM、ビリー・ビーンの人生と貧乏球団アスレチックスを再生させた話、マネーボールが映画化される。
- 作者: マイケル・ルイス,中山宥
- 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
- 発売日: 2004/03/18
- メディア: 単行本
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作者はアメフトを題材にした映画、BLINDSIDE(邦題:幸せのかくれ場所)の原作でも有名なマイケル・ルイス氏。
- 作者: マイケルルイス,河口正史,藤澤將雄
- 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン
- 発売日: 2009/11/25
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- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/11/23
- メディア: DVD
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内容はもう既に有名だが、大金をはたいて大物スターを連れてこれない低予算のチームを発想の転換でプレイオフの常連チームに成長させた敏腕GM、ビリー・ビーンの球団再生物語。
古くから野球界に蔓延る主観的な評価方法(肩が強い、センスがある、スジがいい)を改め、徹底したデータ思考、サイバーメトリックスを導入し、他球団とは違う基準をもとに選手を相場より安く獲得し、強豪を作り上げていった実話である。
主なポイントは出塁率に重きをおいたり、大卒ピッチャーの方が高卒ピッチャーより故障が少なく、その後活躍する確率が高いなど、多くの例が紹介されている。
さてここで予告編。
なんとなんと主演がブラッド・ピット!
確かにビリー・ビーンはハンサムで有名ではあるものの、大物スターを連れてこないことで有名な人物を大物スターが演じることにアイロニーを感じるのは私だけだろうか!??
アスレチックスとしては、ブラッド・ピットの出演料をちょっとでもチームに還元してもらいたいところだろう。
ハンサムなビリー・ビーン
その他の出演者の詳細はこちら:MLBトゥデイ
テハダ選手とかも登場するようですね。
さて、一世を風靡したセイバーメトリックスだが、その後大リーグのどの球団にも取り入れられ、一般化されてしまった。
一方で日本ではまだあまり耳にしない。
出塁率という言葉はマスコミから聞こえてこないのが現状だ。
つまりまだまだ取り入れて強者に対抗する手段になり得るのかもしれない。
低予算の弱小球団なら日本にも存在する。
横浜ベイスターズや楽天イーグルスなど露骨に取り入れてチャレンジしてみたらどうだろうか?
いずれにせよ映画の公開が楽しみであること共に、日本の野球界に影響を与えることを期待しよう。
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- 作者: データスタジアム
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