横浜ベイスターズが弱い理由

3年連続最下位で、毎年100敗近くしているこのチームの身売りが話題になっているが、何故こんなに弱くなってしまったのか?ということがあまりに語られていないことを不思議に思う。

主な理由はやはりフロントにつきるのだろうが、今日はドラフトと育成という視点からみていくことにする。

その前に、ベイスターズの過去のドラフト結果をNPB、はたまたベイスターズの公式サイトから探そうとしたが、そもそも見つからない。
この時点でとにかく凹む。
ドラフトは各チームの成績と直結している訳で、そこの選択に対する議論はいくらでもできるのに、その情報が手に入りにくい時点で、アメリカとのスポーツジャーナリズムとの差を感じる。
しかし、凹んでいた矢先にすばらしいサイト発見!
http://pospelove.com/h12.htm
過去のドラフト結果及びその後のプロの成績が掲載されています!
すごい!

では横浜を2000年辺りから見ていくと。。。
9人指名
うち7人は既に引退
大当たりは内川聖一
ほかには、ロッテに移ったピッチャーの吉見

2001年
5人指名
うち3人引退
ピッチャーの秦のみ在籍中


2002年
10人指名
うち4名既に引退
大当たりは村田修一
現在吉村と武山のみ在籍中


2003年
4人指名
うち2名既に引退
現在牛田のみ在籍中


2004年
9人指名
うち2名既に引退
在籍は3名だが、石川・藤田の2選手は1軍で試合に出場している


2005年
5人指名
うち1名引退
大当たりはリリーフエースの山口
その他3人在籍中


2006年
8人指名
うち7名在籍中
下園が今年からコンスタントに試合に出場している


2007年
6人指名
うち6人在籍中


2008年
5人指名
うち5人在籍中


2009年
5人指名
筒香が期待の星


これを見ればこの球団の問題は一目瞭然。ドラフトが下手なのだ。
さらにはその後の育成が下手なのだ。
これでは球団が余程お金を持っていない限り、選手層は厚くならない。

親会社どうこういう前に、この球団には改善すべき点が山積みだ。

ここの部分をさらに深くほっていく情報をマスコミから期待したい。