番長残留で想うこと

番長残留で想うこと、最下位横浜ファンの安堵感以外になぜ横浜の投手陣は一向によくならないのか?という素朴な疑問。
TBSがついていながら、低予算球団となることが確実視される横浜だが、ここ10年以上自前で打者の育成には成功している。
マシンガン打線のメンバーから村田、内川、多村と続いた一連の流れは評価されるべきであろう。
しかしながら、三浦以外誰もピッチャーが育たない。
それよりも過去10年くらいのドラフト1位の活躍率はどうなのだろう?


こういったデータをドラフトがある旬の時期に提供したらいいのにと毎年思うわけだが、どうも出てこない。
これでいくと巨人はドラフト1位以外は散々な結果になるかもしれないし、他球団ではドラフト1位以外の活躍率が高いかもしれない。


いずれにせよ、ファームからどれだけ選手を育てたか検証したら面白いだろう。
そういう意味では、ファーム経由で育ったコーチや監督の輩出度合いや活躍度合いも注目すると、ずさんなフロント経営も見えてくるであろう。
そのことにより責任の所在が明らかになるにつれ、優秀なスタッフが目をつけられ、移籍していく可能性も出てくるだろう。
その結果格差がなくなり、白熱した試合が増え、球界が発展していくシナリオは楽天的すぎる考えだろうか?


とりあえず横浜の過去5年のドラフト1位は下記のとおりです。

2007: 小林太志田中健二朗
2006: 高崎 健太郎、北 篤
2005: 高宮 和也、山口 俊
2004: 染田 賢作、那須野 巧
2003: 吉川 輝昭、森 大輔

ちなみに全員投手です。解雇、打撃投手になったもの、内野手転向なども含め、誰も活躍していないことが目に見えています。
ここがどうにかならない限り、この球団が厳しいことは一目瞭然です。
こういった評価をマスコミに取り上げてもらうと、世の中が動いていく気がするのは私だけでしょうか?
工藤投手がコーチしたほうがいいのではないか?と思うぐらいです。是非変わってほしいものです。