監督色々

多忙すぎておいつけなかったが、気がついたらウェールズがSix Nationsでグランドスラムを達成していた。
ワールドカップでは方向性に迷いが見え、成績も振るわなかったチームがここまで短期間で変身したのには、Warren Gatlandのコーチングの賜物だろう。
グラハム・ヘンリーに続くNZからの救世主といったところか。一体どうやってチームを蘇生したのだろう?調べてみる価値がありそうだ。
一方SUPER14終了後にオーストラリアの監督に就任するディーンズ。こちらはどのように受け入れられるだろうか?敵対心が強い両国というわけではないが、ライバル心は旺盛な両国。世論からのプレッシャーや雑音もきっと多いことだろう。ここも注目してみたい。

続いて、次のシーズンにバスケットボール日本リーグに加わるチーム栃木が、現能代工業監督の加藤氏を監督として迎えるそうだ。伝統的に2-2-1のフルコートゾーンプレスからゾーンディフェンス、そしてそこから速攻主体の独特のバスケットボールで高校バスケ界を圧巻してきたその戦術が、トップレベルで通じるのかどうか?あれだけの練習量を大人の選手がこなせるのか?あの指導方針が大人に通じるのか?それともいろいろ監督自身がアレンジしてくるのか?注目したいところだ。

そして最後に日本サッカー代表監督の岡田氏。既定路線なのか、我慢の限界なのか、何か吹っ切れたようだ。この人が覚悟を決めるとかなりのものだけに、今後どのように舵取りするのか興味深い。以前の日記でも触れたが、これからオシムからのサッカーを引き継ぐ「守」の段階は終わりそうだが、次の段階「離」でどうなるのか?そして大事なのは、そこからなんとか「破」に辿りつくこと。「滅」でないことを祈ろう。