アジアチャンピオンズリーグできないだろうか?

 
相変わらず多忙でJBLの決勝を見逃す。
かろうじて新聞で追いかける限り、アイシンの優勝と竹内選手のディフェンスの頑張りを褒める記事を発見。
ディフェンスを頑張った、体を張った、汗かいたという部分を褒める記事を読むと、すごく不安になるのは私だけだろうか?

 スペースが狭いバスケットにおいて、ある程度意志があればそれなりに守れるものである。しかし攻めるとなると、そこに雲泥の差が出てしまうのもバスケットである。
いくら体張って、汗かいてディフェンスを頑張っても、サッカーと違ってバスケットはショットクロックがある限り、攻めなければならない状況が嫌でもすぐにやってくる。
相手にボールを持たせるとか、攻めさせておいて一気にカウンターなんていう状況はあり得ない。

 もちろん守れないより守れた方がいい。
体張れないより、外人とやりあえるようになった方がいい。リバウンドは取れたほうがいい。
しかし1試合でおおよそ80回攻めるからには何とかしなければならない。
ここの部分にフォーカスをしない限り、日本の先は見えない。
メディアに今後オフェンスをやたらに褒めて欲しい。
点が取れなさそうな雰囲気で何十回も攻めるのは選手にとって精神的に苦痛である。

 そこでふと思ったのだが、10年以上前に確か存在していたような気もするが、バスケでもアジアチャンピオンズリーグユーロリーグのアジア版が開催されないだろうか?
中国、韓国、以前紹介したNBL、マレーシア、日本。
なんなら田臥が所属しているNBAの下部リーグも特別参加してもいいかもしれない。
そこで自分たちのレベルをより身近に認識するところから、はじめの一歩が踏み出されると思う。早く内紛や分裂したリーグにケリをつけて欲しいですね。

関連記事:NBAならぬNBL