スポーツにおけるスケジュール調整 

私はスポーツが好きだ。
多くのスポーツをできるだけ生で観たい。

しかし、ラグビーの大学選手権の決勝とバスケットボール女子天皇杯の決勝が、半径1km以内とも思われる会場で同日の同時刻に開催されてはどうにもならない。
まーHD録画すればいいだけの話だと言われればそれまでだが、これは両競技の人気レベルを考えたらおこがましいことだと思う。

野球とサッカーと比較して、この両競技は必死に多くの人に決勝を観てもらう必要がある。
同日同時刻に食い合っている場合ではない。
はしご出来る時間に開催して、国立で観た後すぐさま代々木第一体育館に移動して観れるように、ペアチケットを売るぐらいの気概が欲しい。

そもそも日本にはトップリーグ機構(ちなみになかなか見栄えのあるサイトです!)というものがあったはずだ。
この機構の設立趣旨は、

 
 

日本トップリーグ連携機構(JTL)は2005年5月24日に、日本における団体ボール競技、8競技9リーグのトップリーグが連携し互いのリーグの強化活動の充実ならびに運営の活性化を図ってゆくことを目的に設立されました。
 当機構では参加8競技9リーグの若手メンバーから構成される事業推進委員会を中心に、重点事業として「国際競技力向上への援事業」、「リーグ活性化支援事業」、「研修会事業」「地域との連携事業」、などの諸活動を展開しております。今後も、日本の団体競技が国際舞台において目覚しい活躍ができるように、当機構、参加トップリーグ、トップチームが協力・連携してまいります。
 皆様方には、当機構の設立趣旨・目的・活動にご理解を賜り、当機構をサポートしていただきたく、宜しくお願い申し上げます。



2009年6月
日本トップリーグ連携機構
会長 森 喜朗

そして会長はラグビー協会の会長である。
連携と活性化は、最も注目の集まる試合のバッティングのことを指すことではないだろう。
オリンピックとサッカーのワールドカップは同じ日に開催されないように、せめて時間をずらすことを考えられなかったのだろうか。
今から来年に向けて、電話一本で済まされる確認をしてもらいたいものだ。