ベイスターズ改革

ベイスターズの改革がスタートしている。
尾花監督やロッテとのトレードなど分かり易いものも多いが、一番の注目はフロント、そして組織の改革。

新社長はシーズンシートも購入するベイスターズ愛溢れるもとテレビ/広告マン。
まずは日本では珍しいコンディショニング部門を新設。
スカウトの増員。
スタジアムがある公園での物販が現在禁止されているが、事業ができるよう市への働きかけ。

とにかく目に見えて「動いている」感があり、将来が楽しみだ。

個人的に思うことは、こういった動きがあると必ず足を引っ張る人間、そして早期に結論を出したがる人間がいることだ。
新しい試みは必ず時間がそれなりにかかる。10年もかかっては話にはならないが、楽天を例にとるのがいいだろう。
長い目で様々なトライ&エラーを応援したい。

最も応援したい部分は、コンディショニング部門だろう。
トレーナーや管理栄養士ら12人が所属するこの部門は、野球界だけでなく日本のスポーツ界にとっていい見本になる可能性がある。
その可能性の芽を摘まないでほしいし、もっとここに光を当てて欲しい。
この試みが大学や高校、さらに地域に落とし込まれると、素晴らしいビジネスに発展する可能性も高い。

横浜ベイスターズ加地新社長をまずは応援したい。