廃校 再活用

何かのちらしで東京都北区の中学が廃校になり、その後の活用がどうも定まっていないことを知った。
位置的には中学・高校女子バスケット界の名門、東京成徳のすぐ裏。卒業生や地元の人々や関係者の色々な想いがつまっているので、おろそかな提案はできないが、スポーツを利用して地域住民のハブとなるような場に再活用できないだろうか?
これから書くことには、裏付けは何もないのだが、アイディアだけ並べてみたい。

 まず、スポーツにとって学校という場の最大の利点は、施設があること。
つまりここでは、体育館、グラウンド、部屋(オフィス、ミーティングルーム、ロッカールームに変換可能)、プール、そして食堂のことを指す。
これらの施設を最大限活用する提案として、bjリーグ東京アパッチにクラブハウスとして貸し出すのはどうだろうか?
区に収入が入ると共に、上記の施設をフル活用することができる。
もちろんいくつかの教室は選手がリラックスできるように改装しなければならなかったり、職員室をオフィスにしたり、ロッカーやミーティングルーム用の改装は必要だろうが、東京アパッチが地元に根付いてもらうには、良い場所なのではないだろうか?
さらには、お隣には東京成徳もあることなどから、この近辺でバスケットを通して盛り上げる方法が他にもあるだろう。
東京アパッチの選手やスタッフに地元のミニバスをお手伝いしてもらえるだろうし、いろいろな活動が模索できる。
ちょっとしたバスケットタウン構想もいいかもしれないが、それだけではもったいないだろう。
 
 東京アパッチでは学校の全フロアと施設を使うことはないだろうから、そのほかのスポーツのクラブハウスを兼ねてもいいかもしれないし、そのほかの文化施設を最大限利用できる場にしてもいいかもしれない。
昼間は裁縫教室やらネイルアートやら、PC好きの集会があってもいいだろうし、地元のスポーツクラブと提携して出張レッスンもいいかもしれない。
北区といえば、ナショナルトレセンも近隣にあり、そこのノウハウを教える場にしてもいいかもしれない。
スポーツ医学や、スポーツトレーナー育成にもつながるかもしれない。

 こうした活動から、北区がトップアスリートのみならず、レクリエーションまで支える区になれば、アイデンティティーを得るだけでなく、住民の生活にもちょっとしたスパイスを与えることができるのではないだろうか?

 もちろん区が財政的にどれだけサポートするかが課題になるだろうが、施設の有効活用と現在ある有効な素材やコンテンツを活かしてほしいですね。


 ちなみに、こんな例もみつけました。
 
 山形県と秋田県のほぼ県境の町に廃校になった学校を利用して週末に町のおばさん達でお蕎麦屋さんを開いています


続く:廃校再活用 その2