いまさら!?ラジオ

インターネットの広告出稿額がラジオを抜いてもう1年以上経つ。マス媒体と言えば、昔はテレビ、新聞、雑誌、ラジオ。ラジオはすでに抜かれ、雑誌や新聞社の売上減少が度々ニュースになる。
そんな中、いまさら!?という感があるものの、実はスポーツとラジオの相性が抜群にいいのではないかと感じた。
根拠はないわけではない。

1つ目は、アメリカではスポーツトークラジオが人気である。トークショーさながらに、人気DJがひたすらスポーツについて奥深く語る内容である。
ESPNラジオなどが最もわかりやすい例だろう。(ポッドキャスト配信してます)
前回の日記でも書いたが、スーパーボウルなどがあれば様々な角度から議論、検証、とにかく語り尽くす。ゲストも現役、引退問わずどんどんスタジオに呼ぶなり、電話なりで会話をする。
アメリカ社会は車社会のため、確かに浸透しやすかった要因はあったのかもしれないが、ここで2つ目の根拠を考えてみたい。

2つ目は、確かに日本はアメリカほど車社会ではないかもしれない。が、当然ながら車の通行量は多い。そして平日のドライバーの多くは男性である。(データがないので推測だが)男性の多くがスポーツに興味があるとするならば、トラックドライバーにせよ、営業で外回りしているセールスマンにせよ、タクシードライバーだってスポーツのコンテンツが流れてきて嫌な気持はしないはずだ。むしろターゲットとしてはど真ん中かもしれない。

野球のこと、サッカーのこと、柔道のこと、ラグビーのこと、国体のこと、アイスホッケー、バスケット、ゴルフ、話題は尽きないはずだ。多少下世話でもいいかもしれない。

柔道の井上選手は限界か?なぜ世界で通用しなくなったか?結婚が競技に与えた影響は?過去に結婚で成績が落ちた選手は?
電話で引退した柔道選手などから意見を聞く

これで15分は番組として頑張れるかもしれない。

はにかみ王子はゴルフにとってプラスか?マイナスか?現在の実力は?

前回の日記に記したが、三洋ラグビーは過去最強か?なぜ強くなったか?

オーストラリア元代表のSOがリコーに入団。日本ラグビー界への影響は?過去に来日したスーパースターは?現在日本でプレーする一流外国人は?

ネタは毎日のようにいくらでもありそうだ。男性向けターゲットのスポンサーも見込めそうだ。マイナー競技が日本で脚光を浴びる時は必ずワイドショーネタが多い。王子ネタ、美人アスリート、亀田親子、朝青竜の帰国ネタなどなど

そんなことをせずに一度真正面からスポーツとラジオユーザーのターゲットと向き合ってみると、色々な可能性が生まれるかもしれない。
その先にはESPNと同じビジネスモデルで、ポッドキャスト配信なども容易にできるだろう。

スポーツ専門ラジオチャンネル.....可能性はあるだろうか?