内川のFAでベイスターズが得るもの

ベイスターズの顔と言っても過言ではない、首位打者経験もある内川のFA移籍が濃厚なベイスターズがその後得るものはなんだろうか?
それはお金しか計算できるものがない。

そこで今回はJust Ideaではあるものの、そのお金の使い道を考えてみた。

ズバリ、この球団を救うには黒船の来航が必要。
名付けて「鹿島アントラーズ式、神様来日球団プロデュース術の奨励!』

ご存知の通り、鹿島アントラーズは神様ジーコが選手兼実質監督兼GM兼プロデューサーを務め、その後ジーコイズムが継承され、プロ意識の高い球団経営がされ、常時優勝争いに絡んでいる。

横浜ベイスターズを立て直すには、同じ方法しかないだろう。

FAなどで得た資金は、全て神様の招聘に注ぎ込む。
私のお薦めは、現実論は抜きにして、ズバリGregg Maddux。

大リーグ通算355勝
サイヤング賞4年連続受賞
ゴールデングラブ賞18回受賞
大リーグで唯一17年連続15勝以上あげたピッチャー
あだ名は教授
現在44歳。シカゴ・カブスの球団職員

あだ名からもわかるように、彼は決してランディー・ジョンソンのように160kmの速球でグイグイ押すようなタイプのピッチャーではなかった。抜群のコントロールと驚異のピッチングIQで天下を取った男だ。つまりは、身体能力的に日本のピッチャーと全く代わり映えのしないピッチャーだったという点に注目してもらいたい。

日本でも有数のピッチングコーチである尾花監督でさえ投手陣を立て直せないのであれば、ここは思い切って世界で最もIQが高いピッチャーとして名高ったマダックスを本気で連れてくるのはどうだろう?
もちろんピッチングコーチだけなんていうことではもったいないので、もうGM的に育成から何から何までこの知性的な外人にかけてみるのはどうだろう。
そしてそのノウハウをとにかく継承できるように神経を注いで組織体制を固める。
マーケティングの観点からも、かなり注目度を浴びるだろう。ビジネスマンには興味深いエピソードが盛りだくさんだろう。

マダックス流を学ぶ。マダックス流を球団全体に浸透させる。マダックス流を継承する。
認めたくない人も多いかもしれないが、スポーツもビジネスである。
自浄能力がない日本企業は、黒船来襲で復活する事もある。日産のように。。。
TBSに再生能力がないことが明らかな今、TBSに託したい事はこういった戦略である。

ちなみに、彼の自伝がありそうでないことが意外だった。彼はいつ語ってくれるのだろう。。。その自伝にベイスターズの再生も記されていたら最高の一冊だろう。。。



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