決別

スケートの高橋選手がモロゾフコーチと決別。ジェフ千葉のグゼ監督解任。スーパーアグリF1撤退。

形はいろいろあれど、様々な競技で残念な終わり方が相次いで発表された。全ては選手のパフォーマンスではなく、それを支える体制のお話。
パフォーマンスを最大化するためには、資金であり、施設であり、人事であり様々な要素が求められる。
そんな時代の象徴のような気がしてならない。競技は舞台にたってからではなく、その前に既に決まっているということなのだろうか?

高橋選手が振付師を探すにあたり、どのようにして最適の人物を選ぶのだろうか?
ジェフ千葉は、どのようにオシムの遺産を食いつぶさない監督を探すのだろう?
スーパーアグリのスタッフの再就職はどのように行われていくのだろうか?

日本にはそのコネクションがあるのだろうか?伝手があるのだろうか?きちんとビジネスライクにことを運べるのだろうか?

競技者だけが戦う時代は終焉しつつあり、マネージメントも必要とされる時代がすでに到来していることを示唆するような一連の出来事ではないだろうか?